教育文化交流センター(The Japan Education Center)の御案内

教育文化交流センターは、ニューヨーク周辺地域における日本人の子ども等に関わる教育・文化交流活動を支援することを目的として、199310月にニューヨーク日本人教育審議会により設置されました。オフィスは ニューヨーク州ニューロシェルにあります。

 

 その役割は次のようなものです。

    現地校や地域のコミュニティで日本文化を紹介するための教材、教具等の貸出

    教育相談・カウンセリング(教育相談室)

    日本人学校・補習授業校と現地校との交流の充実

活動は「日本文化紹介」の部門と「教育相談」の2部門に分かれています。

 

 

 

日本文化紹介部門

 

<教材・教具等の貸出について>

教育文化交流センターでは、現地校や地域交流会、各種イベント等で日本文化を紹介するための教材、教具、図書、紙芝居、ビデオ等の貸し出しや必要な情報提供等を行っています。貸し出しは無料ですので、どなたでもお気軽に御利用下さい。

 

【主な教材・教具】

○女性着物 着物、襦袢、襟芯、重ね襟、ひも、帯、帯枕、帯揚、浴衣、足袋、草履、

下駄

 ○女児着物 着物、アンサンブル、襦袢、帯、作り帯、髪飾り、七五三小物セット、

                                                                                                                       

バッグ類、浴衣、浴衣帯、足袋、草履、下駄

 ○男児着物 着物、アンサンブル、浴衣、帯

 ○はっぴ  はっぴ(大中小)、胸当て、はちまき、鈴

 ○生け花  花器、剣山

 ○茶    茶碗、道具一式、畳

 ○季節用品 正月餅、凧、羽子板、こま、雛人形、こいのぼり、ミニかぶと、かぶと

 ○玩具   百人一首、かるた類、福笑い、双六、鬼面、紙風船、お手玉、おはじき、

けん玉、竹とんぼ、だるま落とし、鳥笛

 ○置物等  壁掛け、額、人形、だるま、障子

 ○その他  書道セット、風呂敷、そろばん、酒ます、手鏡、うちわ・扇子、かさ、日本地図、五十音表、日本紹介ポスター等

 ○図書   アメリカや日本の教育・文化、帰国子女に関する書籍、アメリカでの生活・暮らし方に関する参考書、絵本、一般図書、紙芝居等

 ○ビデオ等 日本文化や教育に関するビデオ、CD等               

 

教材・教具については、原則として1週間前までに予約をいただいた上で貸し出すことにしています。特に、着物や紙芝居など一部の教材については、時期的に希望が集中することがありますので、あらかじめ予約状況について御確認ください。また、借りる際には、必ず貸出ノートに記入の上、お持ちになって下さい。

月曜日に午前930分から午後4時まで、貸出担当者がセンターオフィスに常駐しています。

返却の際は、洗濯するなど原状に戻した上で返却してください。

また、教育文化交流センターでは、随時、寄付・寄贈を受け付けていますのでご協力お願いいたします。

 

<刊行物のご案内など>

 教育文化交流センターは、現地校でボランティアとして日本文化紹介を続けてこられた方々の活動の成果をまとめた『やってみよう!日本文化紹介』『同・おりがみ編』を頒布しています。折り紙、書道、茶道、生け花など、日本文化を紹介する上で欠かせない要素はもちろん、文化紹介を成功させるための役に立つアドバイスなどが盛り込まれています。

 郵送での入手ご希望の方は、住所、氏名、電話番号、希望する冊子を明記の上、下記の料金の小切手(郵送料+手数料)を当センター(56 Harrison Street, Suite 505, New Rochelle, NY 10801)までご送付ください。小切手の宛名は、「The Japanese Educational Institute」です。

 

『やってみよう!日本文化紹介』 3ドル

『やってみよう!日本文化紹介 -おりがみ編-』 6ドル

 

 なお、直接センターまで取りに来られる場合、『やってみよう!日本文化紹介』は無料にて、『同・おりがみ編』は4ドルにて頒布しています。

 

 

教育相談室

 

 教育相談室では、主にニューヨーク周辺地域(ニュージャージー州、コネチカット州を含む)で暮らす幼児から高校生までの日本人、または日本語を話す子どもたちと保護者及びその関係者を対象に教育相談を行っています。現在 2名の、児童心理、発達、及び日米の教育制度・特殊教育事情に通じた教育・心理の専門家がご相談をお受けしています。相談形式としては、電話相談、面接相談、及び学校、幼稚園、家などに出向いて行う訪問相談があります。原則的に電話相談は無料、その他のサービスは有料となります。

また面接相談以外にも、保護者を対象に、子どもの現地校での適応、ストレスや心のケア、海外での子育て、言葉や発達の問題と対応法などについての講演会やワークショップなども随時行っています。

 

 主な相談内容としては、以下の通りです。

1.    面接相談

    発達・発育の遅れ(学習障害、言葉の遅れ、ADHD、自閉症等)

    学校での問題(不登校、現地校不適応、いじめ、友達が出来ない、落ち着きがない等)

    家庭内での問題(しつけ、親への反抗、乱暴、非行、薬物・アルコール・喫煙問題)

    心のケアに関するもの(異文化不適応、ストレス、抑うつ的症状、場面緘黙など不安感から来る問題等)

 

2.    電話相談

    アメリカ、日本の教育制度・事情について  

    アメリカの特殊教育事情について(査定の手続き・内容について、現地校での各種特別支援サービスについて等)

 

 

<面接相談について>

継続した面接相談が必要な場合には大きく分けて、二つの種類があります。 一つには、発達・発育において何らかの遅れやつまづきがある場合(ADHD、学習障害、自閉症、言葉の遅れなど)、あるいは情緒的に問題があり(うつ病、不安障害など)、長く継続して介入・治療が必要な場合です。もう一つは、異文化・現地校不適応、あるいは、何か特定の出来事(ストレッサー)が原因で、一時的に家庭や学校で問題が見られる場合です。これら両方が原因である場合も少なくありません。どの場合でも、まず、初回面接において、問題となっている言動・行動の原因について、詳しく情報を収集します。その上で、どういう形式で相談を行うのかを決定します。

子どもに問題がある場合に、その原因及び対処法は、ほとんどの場合、いくつも存在します。例えば不登校になる原因として、いじめ、学習上の問題、親・教師への反抗、発達上の問題、うつ病による無力感、親との分離不安によるもの等、さまざまな可能性があります。初回面接では、どのような事が原因となってその問題が起こるに至ったのか、詳しく情報を収集します。原因がわかれば、自然と対処法が決まります。個人あるいはグループ面接を主にするのか、また保護者との補足面接や家族面接を主に行うのか、またはこれらのものを同時に行うのか、子どもの抱えている問題や性格、家族の関係や事情に最も適した相談形態を見つけることが重要です。ほとんどの場合(特に不登校の場合)、教師や学校・幼稚園と相談員との連携が必要となります。教育相談室では、このようなアプローチを用いて、一人一人の子どものニーズにあった相談が出来るよう心がけています。面接相談には、子どもを対象に行うもの、保護者を対象に行うもの、子どもと保護者両方、また必要であれば、 きょうだいも交え、家族全体を対象に行うものがあります。

 

 

子どもを対象に行う面接相談

 

 子どもを対象に行う面接相談には、個人を対象に行うものと、同じ様な問題がある子どもたち何人かを対象に、グループで行うものがあります。言葉を用いて行う面接相談(通常カウンセリングやサイコセラピーとよばれるもの)、遊戯を主に用いて行うプレイ・セラピー、教育的遊具や絵カード、生活道具などを用いて行う療育的指導、さまざまな遊びや活動、話し合いなどを用いて行うグループ・セラピーがあります。 

 

                                                                                                   

 

個別の面接相談

<カウンセリング>

おもに小学校高学年生、中高生を対象に言葉を用いたカウンセリングを行います。

 

<プレイ・セラピー>

小学校低学年生と幼児を対象にしています。プレイ・セラピーという言葉は聞きなれない、という方がいらっしゃるかと思いますが、プレイ・セラピーとは、まだ幼くて通常のカウンセリングを行うのが無理な子どもに対して行う心理療法です。 子どもの中にある感情、体験、葛藤などを、人形やおもちゃ、遊びやゲーム等を使って、自由に表現できる環境を与えます。そこで表された感情・考えなどは、そのまま受け止め、共感し、また言葉にして代弁します。一方で、子どもの心の動きや行動の原因についてのカギを本人に与えながら、自分や周りについての理解を深め、安心感・サポート感を得て、また自己制御力、自信などを高めるよう援助することがおもな目的です。 

 

 

療育的指導、グループ・セラピー

プレイ・ルームにて行います。プレイ・ルームには、各種のおもちゃ、ゲーム、人形、絵・工作に使う道具、子供用のテーブルといすなどが設置してあります。 

 

                                                                             

 

 

 

 

 

<療育的指導>

 療育的指導は就学前の発達・発育に遅れのある子どもたちを対象にしています。教育的遊具や絵カードなどを用い、言語力や語彙力を伸ばしたり、生活道具を使って年齢相応に身の回りのことを自分で出来るようにする事を主な目的として、個別またはグループで行っています。 

 

<グループ・セラピー>

小学生を対象にしたものと高校生を対象にしたものを行っています。主な目的は、社会性スキルを伸ばすこと、集団行動がうまくできるようにすること、自己コントロール力を養うこと、自信や達成感を高めること、自分の気持ち・考えを回りに言葉で伝えられるようにする事等です。 一つのテーマについて(例えばクラスメートに嫌なことをされたときの対処法など)みんなで話し合ったり、工作やゲームなど室内で行う遊びや活動、スポーツやスカベンジャーハントなど体を使う遊び、ときにはお菓子作りや、スーパーでの買い物の練習なども行います。

 

保護者を対象に行う面接相談

 

個別の補足面接

保護者からその週の子どもの様子、問題行動等についての情報を聞き、子どもの問題・症状の原因について、またその対応の仕方について話し合い、アドバイスします。さらに、子どもとのコミュニケーションのとり方・接し方、効果的なしつけの方法、勉強のサポートの仕方、また学校との連携の仕方等についても助言します。必要であれば、保護者と子どもとの家族面接を設け、家でのきまりや約束事を決めたり、親子のコミュニケーションの促進を援助します。

 

母親のサポート・グループ

同じような障害・問題を抱えた子どもを持つ母親を対象に、サポート・グループも行っています。母親同士の情報交換や、互いへのアドバイス、また精神的なサポートをし合う場を提供することが目的です。

 

教育現場、医師との連携活動

 

 教育相談室で行う面接相談だけでなく、必要に応じて、学校・幼稚園などへ出向いての訪問相談も行います。学校・集団不適応や不登校の場合には特に必要です。学校では、子どもと直接係わる担任、ガイダンス・カウンセラー、ESL教師、スクール・サイコロジスト、また校長か副校長とも個別または複数でミーティングを持ち、子どもの症状・問題行動の原因について話し合ったり、日米の教育制度や子育ての文化差異について説明したり、子どもの問題行動についての対処法をアドバイスしたりします。 また、スペシャル・エジュケーションのサービスを受けている子どもに関しては、措置会議に出席し、子どもに必要なサービス(スピーチ・セラピー、社会性スキルを伸ばすためのグループ・セラピー等)を学校で受けられるように、学校区の教育委員会に要求する保護者の援助もします。学校との連携は通常、定期的に電話で行います。学校での子どもの様子を把握すると同時に、教育相談室と家庭で行っている対応法を学校側に知らせ、家庭、学校、教育相談室において一貫性のある介入・指導を行う事が目的です。また、学校・幼稚園以外にも、必要であれば、塾や家庭教師、スピーチ・セラピストなどとも連絡を取り、連携します。更に子どもが投薬治療を受けている場合には、精神科医との定期的な連絡が重要です。

 

 

相談員からのメッセージ

このように相談室では、一人一人の子どものニーズに合った相談ができるようにと心がけています。保護者の方々にお願いしたいことは、子どもに何か気になる問題、症状がある場合、なるべく早く相談して頂きたい、ということです。かなり問題が悪化して初めて相談に来られる場合がよくありますが、早期発見・治療をすれば治りも早いことは言うまでもありません。気になる症状がしばらく様子をみても良くならない、「どうもおかしい」と保護者や教師が感じる場合、その直感があたっていることがほとんどです。教育相談室では、電話相談は無料、相談された方のプライバシーは厳守しています。早めに相談して頂くことをお勧めします。

 

 

 

 《面接相談の料金(個別相談の場合)》
 
      初回面接相談    90分   120ドル
      継続(1回につき) 50分    95ドル 
                                90分   120ドル
 
時間延長の場合は追加料金、訪問相談の場合は出張料金をいただきます。また文書作成も有料にて行います。グループの料金は上記とは異なります。
詳しくはお問い合わせください。
 

 

 

<<教育文化交流センター>>

 

電話相談受付: 月曜日~金曜日(祝日を除く)10:00am~5:00pm

場  所: 56 Harrison Street, Suite 505, New Rochelle, NY 10801

 

(面接相談は、ご都合に合わせて、上記時間外でも受け付けております。また、必要に応じて、マンハッタン等でも行っています。)

 

  教育相談室) TEL:914-305-2411  
                           E-mail: info
@jec-ny.org

            (教材貸出)   TEL:203-921-8954
                           E-mail: jei@jeiny.org

              FAX:914-921-0393

 

 

 

The Japan Education Center

 

The Japan Education Center is an organization established by the Japanese Educational Institute of New York in October 1993 to support activities for the educational and cultural exchange of all Japanese children in the New York metropolitan area.  The office is located in New Rochelle, New York.

 

The Japan Education Center has three main purposes:

1) To provide a library and items related to Japanese culture

2) To provide educational and psychological consultation and support services

3) To provide educational and cultural exchange

 

We hope to develop harmonious and constructive relationships with the American community at large.  Please feel free to use the center at any time.

Our services are delivered via two separate divisions; Japanese Culture Division and Educational Guidance Resource Center.

 

 

 

Japanese Culture Division

 

The Japan Education Center has a library of books and many Japanese items such as kimonos, tea-utensils and seasonal decorations.  We offer information and lend the above materials for the purpose of introducing the Japanese culture at local schools, community activities and various other events.  It is open to public and items may be borrowed free of charge.

The Center also offers Japanese cultural workshops in origami and calligraphy. Please contact us for further information.

 

Available Items include:

Kimono (ladies, girls and boys), Happi, Tools for Ikebana (Japanese flower arrangement) and tea ceremony, seasonal decorations, toys and games, ornaments, books, videos, etc.

 

 

 

         

 

 

 

If you wish to borrow any of these items, please call at least one week in advance to reserve them.  Since some of the items, such as kimonos and kamishibai (Japanese-style story-telling item), are in great demand at particular times of the year, we strongly recommend that you reserve them in advance.  

 

Any donations (Japanese items or monetary) are welcome at any time.

 

 

The Educational Guidance and Resource Center

 

The Educational Guidance and Resource Center offers educational consultation by specialists in education and psychology to Japanese-speaking children and their families in the tri-state area. Our specialists are well-informed about current trends in education and other related matters in both Japan and the U.S. and have access to a wide variety of resources.

              We provide both telephone counseling and face-to-face counseling services. We provide direct educational and psychological services not only to parents but also to children. Only the face-to-face counseling/consultations are charged.

              If necessary, we collaborate with other professionals or institutions, such as teachers and guidance counselors at school or psychiatrists. If medical or psychiatric evaluations are warranted, we offer referrals to Japanese or American specialists.

If you would like our services, please call to make an intake appointment. All information obtained by the Center from its clients is kept strictly confidential.

              Please feel free to contact us at any time in either Japanese or English for either telephone or direct counseling/consultation. Callers may choose to remain anonymous.

 

  Schedule for Face-to-face Counseling/Consultation Fees

    Initial Consultation and Long Session    90 minutes    $120.00

                            Regular Session           50 minutes    $ 95.00

 

     (Other types of services may be subjected to additional fees.)

 

 

The Japan Education Center

56 Harrison Street, Suite 505

New Rochelle, NY 10801

 

Phone: (914) 305-2411 (Educational Guidance)

Fax: (914) 921-0393

E-mail: jecmm@jec-ny.org